近頃、一部のファンマナーが一般的にも問題視されています。
応援するファンとして、守るべきファンマナーをきちんと知っておきましょう。
実際に起きた問題行動
問題行為は、いくら事務所が公式に注意喚起してもいまだに無くなっていません。
ジャニーズのファンの中には、ヤラカシと呼ばれる人たちがいます。ヤラカシとは、過激化した迷惑行為をするファンのことです。
自分はそうでないと思っていても、ちょっとした出来心が大きな迷惑行為になってしまうこともあるのです。
2018年 King & Prince 宮城公演でのトラブル
King & Princeが2018年に宮城でコンサートを開催した際に、JR仙台駅にて迷惑行為が発生しました。
メンバーの乗った新幹線の車両付近にファンがホームに殺到してしまったのです。メンバーが乗車した新幹線に近づいて窓を覗き込んだり、中には写真撮影をしている人さえいました。
その結果、メンバーに心的ストレスを与えるだけでなく、新幹線の発車を遅延させる事態にまで発展してしまいました。つまり、ファンの迷惑行為が一般の方を巻き込んでしまったのです。
これは、ワイドショーでも大きく取り上げられ、デビューしたてのKing & Princeにとって悪い印象を与えてしまう事件でした。
関ジャニ∞大倉忠義さんの訴え
関ジャニ∞の大倉忠義さんは、2018年11月に公式ブログ「Johnnys’ web」で一部のファンの問題行動について言及しています。
番組収録のために公共機関を利用して移動する際に待ち伏せするファンがおり、執拗に追いかけてきたり、カバンの中に勝手に物を入れられるなどする迷惑行為を受けていると告白しましたた。ファンが一般の利用客にぶつかるなど、関係のない人を巻き込んでしまうこともあったのだそうです。
大倉さんは、賛否があることを覚悟した上で、このような精神的苦痛を訴えました。
「普通の人に戻る方がよっぽど楽だろう」
大倉さんのこの言葉は、とても重く捉えなければなりません。
ルールを再確認しましょう
ファンがタレントの芸能活動や人生そのものに悪影響を与えてしまうようなことは、お互いにとって不利益しかありません。
- タレントが利用することを予想して駅や空港でタレントを待ち伏せすること
- 駅構内や空港内を移動する間、タレントを追いかけつきまとったり、通路を塞いで他の利用者やタレントの通行を妨げること
- 意図的にタレントと同じ新幹線や飛行機に乗り、タレントを見るために車両のデッキや通路に溜まること
- 飛行機や新幹線でタレントに近い席を購入し、席を覗き込むこと
- ホームで指定されたラインを超えて新幹線に近づいて、発車を妨げること
- タレントの写真や動画を撮影すること
- タレントに故意にぶつかる行為、抱きついたりすること
- スタッフに向けてエアガンを発砲すること
- スタッフの注意を無視して追跡を繰り返すこと
- タレントを乗せた移動車両を追いかけること
これらは全て禁止行為です。
今一度、当たり前を当たり前として再認識する必要があるでしょう。
タレントをプライバシーを守るために
プライベートのタレントを見つけ、盗撮する行為が見受けられます。
ネットでも多く出回り、タレントのプライバシーが侵害されています。
自分が逆の立場だったらどうでしょうか。買い物に出かけたら見ず知らずの人が自分にカメラを向けている場面を想像してみてください。
自分の好きな人が目の前にいたら、思わず写真に収めたくなる気持ちが湧いてしまうこともあるでしょう。しかし、自分の好きな人が嫌がるようなことはするべきではないと思いませんか。
コンサートや舞台でのマナー
コンサートや舞台などはタレント本人に直接会うことができるため、ファンにとってはたまらない機会ですよね。
自分を見て欲しいと、つい目立ちたくなってしまいがちですが、そのような時こそルールやマナーを忘れてはいけません。
コンサードでのマナー
事務所の公式ルールでは、以下の3点が禁止事項として挙げられています。
- うちわやペンライトなどの応援グッズは、胸の高さの位置で使用すること。
- 公演の妨げとなるような交互の高いペンライトや公認のうちわよりも大きいサイズのうちわやメッセージボードを使用おすること。
- 録音・撮影行為をすること。
これらの他にも、周りを思いやった行動を心掛けましょう。例えば、盛り髪をしたり、あまりにも高ずぎるヒールを履いたりすると、後ろの席の人の視界の妨げとなってしまいます。
みんなが楽しめる空間を、一人一人が意識して作ることが大切です。
舞台でのマナー
舞台は、コンサートマナーとは少し異なる点があります。
- 基本的に、うちわやペンライトなどの応援グッズは持ち込めません。使用可能と公式で通達があった場合のみ持ち込むことができます。(応援上映など)
- 周りの人の観劇の妨げとなるような髪型や服装は避けましょう。
- 録音・撮影行為は禁止です。
- 演技や作品をみる場ですので、上演中の私語は慎みましょう。
それぞれのルールをきちんと守りましょう。
贈り物のルール
ファンレターは、基本的にジャニーズファミリークラブ宛てに送りましょう。舞台などの公演が行われている際は、劇場にファンレターを投函するボックスが用意されていることもあります。
ファンレター以外の贈り物ですが、祝い花やぬいぐるみなどは一切受け取ってもらえません。
また、匿名での贈り物や食品などは衛生面を考慮して処分されてしまうので注意しましょう。
最後に
タレントを応援する気持ちや、好きという気持ちは人それぞれでしょう。
大きさ、形、表現の仕方。自分の好きなように、自由に楽しく応援することに対して誰も横槍を入れる権利はありません。
しかし、それは「ルールを守った応援の仕方ならば」という大前提があった上です。
「みんなやってるから」
「行けば会えると分かっているのに、行かない方が損をしてる」
本当にそれで良いのでしょうか。ファンのエゴは、タレントにとって害でしかありません。
また、一般の方を巻き込んだ迷惑行為は、彼らの夢を妨げることにも繋がりかねません。
「もっと売れたい」という夢に必要なことは、新規のファンを獲得することに他なりません。しかし、迷惑行為が起こりワイドショーで取り上げられるようなことがあっては世の中からグループに対して嫌悪感を抱かれてしまいます。
そのような状態で、新規ファンの獲得はできるでしょうか。
一人一人のファンマナーに対する意識が、自分の好きなタレントのブランド力をあげる貢献になることもあるはずです。
大好きなタレントが活動しやすい環境はまずファンが作り、ファンが守っていきましょう。
ジャニーズ全般応援しています。ジャニーズWESTの魅力が全国へ轟くように、彼らの活動情報を発信していきます。ジャニーズWESTと共に過ごす、楽しい日常を。